先月、4月29〜30日の二日間にわたり、ブラックナイト・ジャパンが開催する新二年生対象の大会である
「インターユニバーシティー・スプリングチャレンジ・スカッシュトーナメント2007」
に出場してきました!
このような大会は久しく、去年の初秋あたりの関東学生・インカレ(全国大会)まで遡ります。
なので、この大会では単なる個人的な実力だけでなく、この半月近くで、どれだけの練習量・質をこなしてきたか、層の厚さ、大学全体の練習環境が覗える、逆に言えば自分の大学のそれが露呈する、色々な意味で大変有意義な重みのある大会なのだ。
それもそのはず、関東のみならず東北大学(内1名は去年の新人戦インカレチャンピオン)の出場を含め、男女総勢約
120名の規模の大きなものであるのだ。
して結果は……
一日目、男女含め全員初戦敗退(シードは名目上2回線敗退となる)でした。
もろに我がN大の層の薄さ・実力が露呈した形となってしまいました。
おべべも初戦でファイナルゲームまでもつれた末、1-2の負け。
相手の実力的に何の問題も無かったのですが、自分が色々なことを気負いすぎて、実力の50%も出せずに終わってしまいました。
あとは、ボールが通常よりも跳ね、自分以外にも番狂わせがあったようです。
二日目からは、本戦の1,2回戦敗退者によるプレート戦(トーナメント)が行われました。
おべべとしては意地でも優勝しなければ、N大の顔が立たないどころか、開催担当であるHさん(N大出身)に会わせる顔が無いと思って臨んだ初戦。
相手はインカレ出場者である東北大学のH(インカレチャンピオの方ではない。インカレチャンピオンの方は今大会でも順当に優勝した。)でした。
3ゲームスマッチで2セットが終わりカウントは1-1(ワンオール)。
ラリーをする中ではハッキリと、スカッシュで重要な「コントロール」は相手の方が上だと互いに感づいていました。
どうするか、と思い悩んでいた休憩の間、N先輩の「
勝敗を気にするよりも、ベストを尽くせ」の言葉が、肩の力をスッと抜けさせ、勝利への執念も合わさって勝利を掴むことが出来ました。
そのまま2回戦も勝利。
そして3回戦、相手はやはり同じくインカレ出場者(それもインカレを出場を決めた同じ新人戦でおべべはベスト16だが、当人はベスト8)であり、青学(青山大学)一番手のSでした。
それも、一回戦ではウチの二番手であるT岡を破った相手でした。
事前にT岡からの情報(バックハンドの奥が弱い)を得、サーブそこに集め、1、2ラリー目に重きを置きました。
また、サービスが悪かった時も、なるだけレット(スイングを相手の妨害により妨げられた場合、そのラリーは無効となりサービスからの再開となる)を貰いに行き、より良いサービスを行おうと努めました。
その結果、相手も若干調子が悪かったのか(?)は判らないが、比較的スムーズに倒せました。
そして4回戦も勝ち、いよいよ
決勝。
相手は日体大(日本体育大学)のKでした。
長いラリーの応酬でした。
後談ですが
『試合では本来の実力の80%を出せて良いところである。試合で見る他大のプレーと普段の自分を照らし合わせるのではなく、その1.5倍の実力をつけなければ勝てない。ましてや初戦ではそれさえ難しい』と認識しました。
それがこの決勝、おべべはドロップが決まらずに決め手を欠き、長いラリーを優勢に進めるためであり決めショットでもあるドロップによるショットのカットが出来ず、焦り、惜敗を喫してしまいました。
結果として、
おべべはプレート戦での準優勝、女子ではM田が同じくプレート戦での3位が最高。
心配していた自分の実力の低さ、ウチと他大との実力の差がハッキリとわかってしまった今大会でした。
が、これを判っただけでも、とりあえずは収穫。
問題は、この収穫を上手く生かせられるかどうか。
大会後、最後の締めで部長が「結果だけを求めるわけではないけれども、全員が一日目で本戦を去ってしまったことは寂しいと、Hさん(上記の大会担当者)も言っていたし、自分もそう思ってしまう。はたしてこのままで良いのだろうか。それはただ懇々と練習を続けるのはいかがなものかと思うが、せめて自分のラリーの番にもっと集中して行うことは出来ないだろうか」とお話していただきましたが、ずばりおべべが言いたかったことであり、これ以上練習に参加しろとは言わないけれども、練習時にはケジメをつけて集中して練習に臨んで欲しいし、その集中が実際の試合を左右する要因の大きな一つだと思う。
更に付け加えると、大会後の1ヶ月はそのやる気の余韻が残るが(いつも同じような締めが行われ、やる気が出る)、それを過ぎると日を追うごとにまた大会以前の緊張感の欠けた練習姿勢に戻ってしまい、また今回も繰り返せば堂々巡りで、意味は無くなってしまう。
大切なのは、日々、練習時には集中することを習慣付け、常に
危機感を持って練習に取り組むことだと思う。
練習を通して、ライバルを作り、互いを高め合っていければ必ず、結果は残せると思う。
そして、おべべ自身も今まで以上に危機感を持ち、練習に励み、大会の経験・課題を存分に生かし切りたいと思います。
今後の練習を期待したい。
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んで!
一応、プレート戦とは言え準優勝したので賞品を貰いました!
ブラックナイトのスカッシュレッスンDVD(非売品)とラケットバック(7,000円相当)をゲット!
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でも、前回大会でもラケバを貰ったおべべ。
ただ、今回のブラックナイト製のラケバは大きさもちょうど良く、細かい収納スペースが各所にあって使い勝手が良いので、誰彼に譲らず取っておこうと思います!(微妙に社の宣伝(笑))