トロッコ嵯峨駅に到着。
一時間に一本しか出ない、超ローカルな、と言うか完全に観光用の物と化した電車。(正確にはトロッコか。因みに、全指定席)
観光雑誌によれば、5両編成のうち、最後尾のみオープンカーならぬ、オープントレインだそうだが、見事に的中!
周りも上空も見渡せる、なんてラッキーちゃんなんだと思っていたのも束の間、
なっかなか寒いんだな、これが
オープンカーを想像して貰えれば解かるであろう、あの外的環境に対する無防備さ。
春近し、と言うてもまだ寒いんですわ、京都も。
さらに、やっぱ走るんだから当然、風が威勢良くぶっつかってきるわけっしょ、旦那。
そりゃ寒いッス。
しか〜し、その分、視界は良好!
時には渓谷の上も鉄橋を渡って走る豪快な「漢」らしさ!
でもまぁ、広告チラシによっちゃ、なんでも「○年ぶりの復活!」だそうで。
ってこたぁ、裏を返せば、
列車も線路も修復するほど金無いし、もう観光客も少ないんで、閉鎖したんですが、ファンの熱望により
気合で復活しました! みたいな。
あ〜、道理で死ぬほどウルセェわけだ
キーキーキーキー。
ちょっとカーブありゃ、
ギーガガガ。
トンネル内は
ゴガガガガガガ
ほうれんそう
「ガァァ!ヌァァァァ!!ガァァ!!!ヽ(`Д´)ノ」
……まぁ、最後のはちょっと脚色しすぎたけど、とにかくめっちゃやかましいんですわ〜。
んで、素晴らしい眺めと自然の冷風扇(設定は最低温度)を堪能後、亀山駅に到着。
更にバスに乗り換えて、乗船場へと向かった。
おぉ、観光という権力の名の下にお金が吸い取られてゆく……(;´Д⊂)
乗船場に到着!
※保津川下り※
−−1606年、角倉了以が木材・薪炭などの丹波地方の産物を京へと送るために産業水路として開いたもの。しかし現在は、日本一の観光川下りとして、国内は勿論世界的にもその名を馳せています。−−
因みに、今年の2006年でちょうど400周年記念。
だからと言って、安くもなんともならないのが田舎の観光名所らしい。
所要時間……約2時間
乗船料……大人一人、3,900円ナリ。
なんですか、その暴力的な値段は。
もう、ここまでの交通費でいっぱいいっぱいですよ。
こちとらまだ大学0年生なんですから……。
勘弁してくださいよ……と、嘆いても、まぁ始まらないので乗船!